アロエの育て方と利用方法
数年前、知り合いからアロエベラを頂いてからというもの、すっかりアロエに夢中になってしまいました。
頂いたときに「食べられるんだよ」と言われて食べ方を教えてもらっていたのですが、アロエを食べることには抵抗感があり部屋のインテリアとして育ててきました。
あるとき本屋で見つけたアロエの本を読んだのをきっかけに食べることにも興味が湧いてきました。アロエは知れば知るほど多くの効果効能があり、食べてこなかったのがもったいないと思ってしまうほどです。
アロエについての知識や経験はまだまだ初心者レベルの私ですが、育て方・食べ方・保存方法・注意点などアロエを管理していく上で必要な知識をアロエ.netというドメインを取得してホームページにまとめていくことにしました。
当サイトが多少なりともアロエに親しむきっかけになれば嬉しく思います。
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アロエとはどんな植物?
アロエとはアロエ科アロエ属の多肉植物の総称です。
細かく分類していくと数千種類もの品種があるそうです。
しかし、一般的に知られていて手に入れやすい品種はたった3種類です。
キダチアロエ |
寒さに強く、寒冷地でも育てやすい。 |
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アロエベラ |
葉肉が厚く可食部が大きいが寒さに弱い。 |
不夜城 |
アロエの中でも特に苦味が少ないが、効果は実証されていない。 |
キダチアロエ・アロエベラ・不夜城のいずれも近所のホームセンターなどで見かけることの多い品種です。アロエベラを頂いて以来、アロエに夢中になってしまった私は、キダチアロエを自分で購入しました。
インテリアとして育てていたアロエベラとキダチアロエ。様々な本を読んでいるとキダチアロエは広い範囲の症状に効き目を示す民間万能薬のような存在なことから別名「医者いらず」とも呼ばれているそうです。
特に肥満の解消や美容に対する効果は注目を集めているそうで、アロエの成分が含まれている美容アイテムが次々と販売されているのも納得ですね。
キダチアロエとアロエベラの違い
※左がアロエベラ、右がキダチアロエです。
キダチアロエとアロエベラの違いは一目瞭然です。
木のように立ち上がって成長する様子から「キダチアロエ」と名前がついているほどキダチアロエは上へ伸びていきます。アロエの中では比較的寒さに強いため日本ではいちばん多く栽培されている品種だそうです。
ホームセンターなどでよく見かける一鉢に数本植えられているアロエがキダチアロエです。特に慢性的な便秘には効果的で、苦味が強く多少食べにくいのが特徴とも言えます。
アロエベラは葉が大きく厚みがあるのが特徴です。
葉肉のゼリー状部分が多いため、ジュースや料理に使いやすい品種です。キダチアロエに比べて苦味が少ないことからも初心者でも食べやすい品種だといわれています。多糖体がが豊富なので軽い便秘やダイエットなどに効果的です。
最近では一般的にホームセンターなどでも見かけるようになりましたが、少し前まではあまり見かけなかった品種です。キダチアロエと比べると寒さに弱く成長が遅いので自宅で育てているとじれったく感じるかもしれません。
アロエ栽培のメリット
アロエは放置していてもそれなりに育ってくれるので園芸初心者でも安心して育てることができます。また、食べることで親しみも持ちやすく、おすすめの植物です。
育てる上での注意点は冬の寒さ対策のみです。それも凍らなければOKくらいの寒さ対策ですので地域によってはベランダに放置していても枯れることはありません。
しかし、過湿には弱いので、夏場の成長が旺盛な時期を除いては水のやりすぎには注意してください。
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